開催地からのご挨拶
札幌市消防局
局長 佐藤 有
 平成27年12月3日(木)・4日(金)の2日間、「札幌コンベンションセンター」において、一般財団法人救急振興財団との共催により「第24回全国救急隊員シンポジウム」を開催するにあたり、一言御挨拶申し上げます。

 札幌市は、日本の最北端に位置する政令指定都市であり190万人以上の人々が暮らす大都市でありながら、豊かな自然に恵まれた、北海道の政治・経済、文化の中心地です。
 毎年2月に開催されている「さっぽろ雪まつり」は国際的に有名な冬のイベントで、日本国内のみならず、海外からも多くの観光客が訪れています。さらに、札幌のシンボルと言える時計台、市内を一望できる大倉山など、見どころには事欠きません。

 また、北海道で生産された食材を生かした食文化も札幌の魅力のひとつであり、新鮮な海産物や農産物、スイーツなどおいしい食べ物が盛りだくさんです。

 本市は、北の大地に自然の恵みと共に暮らしてきた人たちと、日本各地から移り住んだ人たちとが、それぞれの伝統と文化を紡ぎ、はぐくみながら、外国の先進の英知も取り入れて、飛躍的な発展を遂げてまいりました。大正11年に市制施行、昭和47年には政令指定都市となり、現在は「市民の力みなぎる、文化と誇りあふれる街」を目標に、様々な施策を進めております。

 さて、我々の行う救急業務は、昭和38年の消防法改正により、消防の任務として正式に位置づけられ、その後「救急救命士制度の導入」、「緊急度判定」、「指導救命士」など救急業務の高度化は進み、平成26年4月からは救急救命士の 処置範囲が拡大され、新たな体制が構築されました。さらに、少子高齢化の進行による本格的な人口減少、単身高齢世帯の増加など社会的に大きな変革期を迎え、今では年間約600万件もの救急現場へと出動しております。
 法制化からわずか50年。現在の救急隊員の姿を想像できた先人はいたでしょうか。

 今回のシンポジウムでは、近年の救急業務の諸問題や、これからのプレホスピタルケアの在り方についてなど、多彩なプログラムを予定しており、全国から集まった救急隊員や医療関係者の皆様の知識や技術を集積し、これからの救急救命に向けて、新たな軌跡を辿るため、その第一歩を力強く踏み出し、全国に向けて発信したいと考えております。

 開催にあたり、関係機関をはじめ、多くの皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様にご満足いただけるよう準備を進めてまいる所存であります。
北海道・札幌の自然、そして私たち札幌市消防局の職員一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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